ダイエットってなに?⑨ ~ないがしろにされるタンパク質~

ダイエットってなに?⑨

~ ないがしろにされるタンパク質 ~

 

先日のこと、デートでサイクリングして戻ってきた所献血車が来ておりました。

彼女から笑顔で「行っておいで」の一言…。レースも終わっていたし、約束もしていたし、あがなう術もなく…ドナドナ。血液のデータをチェックするためです。

 

ダイエットには何かを削る事だと思っていませんか?

低糖質や低脂質と低カロリー、これら各種のダイエット方を成功させるために問題になるのがバランスです。ではバランスとは何でしょうか?

特に女性に顕著なのですが現代人の食生活はタンパク質不足の傾向が強く、そこに高糖質、高脂質になっています。しかも糖質は血糖値を上げやすい砂糖や小麦粉、脂質も酸化した低品質が多い傾向です。

糖質や脂質と違いタンパク質は嗜好性がなく、摂取しても快感神経も満腹感も得られないために敢えて食べようとしない限り不足しがちです。

鶏のササミ肉も料理として味付けされたなら好きという方もいるでしょうが、単に焼いたり蒸したササミ肉その物が好きという方は余りいないのではないかと思います。現代人にはタンパク質が足りない傾向にあります。

 

タンパク質とは何でしょうか?

そのタンパク質は20種類のアミノ酸の中から50個以上で構成されたものです。

よく耳にする酵素もタンパク質の一種で筋肉も主にタンパク質で作られています。

厳密にはタンパク質を構成する20種類だけをアミノ酸と呼びますが、遊離アミノ酸を含めると500種類以上あるといわれていて、まだ体内でどんな働きをしているのかわかっていないものも多くあります。またDNAもアミノ酸の配列で構成されています。

体内に取り込んだ糖質や脂質をエネルギーに変えるには各種の酵素が働かなくてはならず、そのためにも十分なタンパク質が必要になります。

どんなダイエット法もタンパク質なくしては成功しないと言っていいでしょう。

そして酵素の働きを支えるのはビタミン等の微量栄養素の補酵素となりますが補酵素は別枠でお話しします。

 

ダイエットの基本は余分な糖質、脂質のエネルギー源の摂取を抑制し、体内にある蓄えた糖質や脂質をエネルギー源として利用することにあります。そのためにはエネルギーに変えるためのタンパク質を積極的に取ることが必須となります。

 

食べないことがダイエットだと思っている方は大間違いなのです。

人によりダイエット法には向き不向きがありますが、基礎代謝から導き出したカロリーをタンパク質を中心に摂取する事が基本的アプローチとなります。極端にカロリーの摂取を押さえるアプローチですと速効性はありますが、病的に痩せてしまう事になりかねません。筋肉が痩せてしまい、細いだけでたるんだ張りのない脂肪の多い体になってしまいがちです。胃や腸などの内蔵も筋肉で出来ていますのでその影響を受ける事からも健康的とはいえませんね。

 

普段の食生活からタンパク質を多くとろうとした場合は問題点があります。肉に付随して脂質が、調理法でも調味料や小麦粉などで糖質も多くなりやすいということです。

鶏のササミ肉や皮をはいだ胸肉は脂質が少ないのですが、人気のある豚や牛は脂質が比較的に多いためカロリー摂取も増えてしまいます。油を多く使う調理方法でも油脂を吸わせてしまうことも摂取カロリーやコレステロールも多くなりマイナス点です。そういった面では魚を食べること良質の脂質と合わせてお勧めです。

男女差はありますが体重1キロあたり1グラム前後から2グラム以下がタンパク質の理想摂取量とされており、普段からの食生活から摂取する事は可能ではあるのですが先に指摘したとおり付随した糖質や脂質の摂取でカロリーを多く摂取してしやすいため、コストやレシピの関係で簡単ではない現実があります。

それを補うためにサプリメントととしてのプロテインとなります。最近ではプロテインを高配合したスナックや飲み物もコンビニやスーパー等で売られていますが、嗜好に合わせて糖質や脂質が含まれていますのでダイエットには注意が必要な面もあります。また、人工甘味料にも問題が指摘されるのですがそれは別の機会にまとめます。

 

高タンパク食にも問題点は幾つかあります。

個人差はありますが消化器官に負担をかけるため腸内環境を悪化させてガスが溜まったり便通を不安定にする可能性が低くありません。プロテインサプリメントを摂取した場合、腸が弱い私はメーカーやグレードにより膨満感や下痢などを摂取量は多くなかったのですが起こしています。

また、多く摂取した場合それを処理するために腎臓に負担もかけます。

プロテインサプリメントだけでなく、加工された高タンパク食品でも腎機能に問題がでる可能性を当ジムの経験でも確認しています。

高タンパク食を行う場合は、健康診断だけでなく献血で様々なデータを確認することも出来ますし社会貢献にもなりますのでお勧めいたします。

 

ついついないがしろにされてしまうタンパク質ではありますが、ダイエットの時に限らず健康的な食生活の基本はタンパク質だと認識して意識される事をお勧めします。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です