ヴィーガニズムと現代型栄養失調 ~対極にあるもの~

ヴィーガニズムと現代型栄養失調

~対極にあるもの~

 

SNS等を通じてヴィーガンのニュースが目に触れることが増えてきたように感じます。そんな、ヴィーガンやベジタリアンの美容や健康面などの栄養学的な問題点と、身近にありながらかえりみられない現代型栄養失調は、対極にありながらも根はよく似ています。身近な問題をとおして栄養学がなぜ必要なのかを何回かに分けて話していきたいと思います。

 

はじめに、ヴィーガンやヴィーガニズムとはとウィキペディアに求めれば

“ヴィーガニズム(英: veganism)は、肉・魚・卵・乳製品・蜂蜜等の動物由来の全ての動物性食品を食べないことなどで、動物を搾取せずに生きるべきであるという思想・主義・イデオロギー。完全菜食主義、絶対菜食主義。”となります。Vegan(ヴィーガン)は卵・乳製品や蜂蜜など、肉や魚そのもの以外は食べるベジタリアン(Vegetarian、菜食主義)と区分しています。ヴィーガンになる背景として、環境保全や動物愛護など政治的や社会的なイデオロギーを目的とする活動を行う人たちもいることから、原理主義な思考も感じられます。

 

ヴィーガンの栄養学に関して☆ToukyoVeganという非常に参考になるサイトがありましたので、こちらを参考にしながら解説していきます。

 

ヴィーガン食はガン、心筋梗塞などの循環器系疾患、糖尿病などのリスク低減や肥満解消に繋がる可能性も示唆されています。ヴィーガン食の結論から言えば、メリットはありながらも、サプリメントなどを利用しないで健康は成り立たちません。逆に一般的な食生活で健康は成立し、サプリメントは必ずしも必要としないという事実です。

 

“菜食主義で不足しやすい注意すべき必須栄養素は7つあります。”とされます。

“単純に「肉や魚を抜いただけ」の食生活では栄養失調状態に陥る可能性があるものです。”そんな危険と隣り合わせとなる、ヴィーガンやベジタリアンの食生活です。

サイトの本文中では「たった7つの栄養素」と表現していますが、ヒトが必要とする栄養素はまだまだ一部しか解明されていないのが実状です。多くの種類の自然な食品を摂取することがすすめられるのはファイトケミカルなど未解明な栄養素を摂取するためです。

ただこれは他人事ではありません。現代社会ではファストフードや加工食品だけでなく嗜好品などを多く食べる偏った食生活から現代型栄養失調という危険性もあるからです。これは健康面でのリスクとして対極にありますが、タンパク質やその他の栄養素が足りていないなどの偏りが起きてしまうため、栄養失調やそれに類する危険があることは同じといえます。

 

ヴィーガンには「普段、肉や魚から摂取している栄養素は、すべて植物にも入っていると考えられる。」という言説も見受けられますが、実際にはそうではないようで、「栄養失調など、栄養不足に起因する体調変化や健康障害の多くは、すぐに症状としてあらわれることは少なく、長い時間をかけて徐々に身体に影響を与えるとも言われている。」との見方もあります。この部分はそのまま多くの加工食品を食べる現代型栄養失調にも同じことが言えます。

 

では、どの栄養素が不足する可能性があるのでしょうか?

動物由来の食品を摂取しない場合は、7種類の栄養素が不足するリスクが高くなるとされます。

 

詳しくは次回以降に続けて見ていきます。

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