〜フィットネスからのアンチエイジングとは?~ アンチエイジング①

アンチエイジング①
〜フィットネスからのアンチエイジングとは?~

ダイエットに関しては一段落しました。今回からはアンチエイジングの視点からコラムを書いていきます。
後途するトレーニングとも密接な関係に関係にあります。更に先途したダイエットの記事とも重複する事となるのでよろしくおねがいします。

女性からするとアンチエイジングはとても興味がある話になると思いますが、男性からするとあまり興味がもてない話になるかもしれません。
アンチエイジング=美容と考えるとそれも当然かもしれません。が、必ずしもそうとも言えません。中高年において若々しくある事と清潔感は普段でも仕事でも好感度も上がるので無視は出来ないのではないでしょうか。特に第一印象は大事というのは否定できないと思います。
エフ・エル・アイではダイエットにアンチエイジングは含まれると考えています。以前にもダイエットは生活習慣の見直しであるとの考えをお伝えしましたが、その生活習慣の見直しはアンチエイジングにも有効だからです。
シワや荒れ、シミなどのお肌の衰え。猫背、反腰などからの姿勢の乱れ。これらは見た目の年齢に影響を及ぼしますが、食事や運動からの生活習慣の見直しで改善出来るのです。それはなぜでしょうか?

一言でいえば、「老化とは加齢に伴う身体の衰え」といえます。
身体の部位によって異なりますが、早い部位では20歳ごろを境に徐々に衰えが始まって、40歳を過ぎた頃から加速していく傾向があります。また様々な代謝も衰えてダメージからの回復の遅れや免疫機能も低下してしまいます。
たとえば女性ホルモンは加齢により分泌が衰え、閉経後にはされなくなって行きます。男性も70歳頃には男性ホルモンはほぼ分泌されなくなります。これに伴って体調は思わしくなくなったり変調も来します。
美容としてのアンチエイジングや、ましてや補正下着では内面からの衰えには対応できるとは言えません。もちろんこれらは無意味ではなく内面からも美しくあろうというお話です。「玉研かざれば光なし」といいますが磨くための基礎は重要で、より光るためにも内面を整えることが大事なのです。

運動機能の低下も老化です。身体が動かなくなった、肥りだした、疲れが抜けなくなった、膝や腰など痛い場所が…etc.
このように活力を失った場合、当然運動量も減ってしまい筋肉量も減少してしまい肥満や痩せへと進みます。高齢になるほど二極化しやすいのはこれも原因の一つとなります。
不調を訴えて医者等にかかっても病気でない限りは年齢のせいと括られて納得してしまいがちです。もちろんその考えも間違えてはいません。
進化論では「鶏が先か卵が先か?」という議論がありました。過去形なのは答えが出たからです。人の身体でも老化が先なのか加齢が先なのか?という疑問が浮かびます。
加齢により細胞の活発度は失われていきます。また筋肉の衰え等により各関節の動きも鈍くなっていきます。これにより身体の活動量も低下して更に細胞の…と負のスパイラルとなり破局へと向かいます。これを止めることは不老不死となり、今のところは実現出来ない事です。人体の寿命は120年程ともいわれています。
ですが、あがない健康寿命を延ばすことは可能です。

必ずしも痩せている必要は無いとは言えますが、太っていていいとは言えません。生活習慣病の多くは肥満が影響するからです。また痩せているのも大事な栄養素が不足して代謝が十分に行われていない可能性もあります。どちらもロコモティブ症候群の危険性をはらみます。筋肉の衰えは姿勢を乱します。姿勢の乱れは重心の変化から関節に負担をかけてしまい、特に腰や下半身に痛みとして現れます。
もう一つは運動の習慣です。残念ながら中高年者がいきなり運動強度の高いランニングなどに挑戦するのは危険です。運動にしても何でも良いというわけではありません。運動強度の比較的低いウォーキングやヨガなどは運動を始めるには最適な面はあります。ですが有酸素運動は活性酸素を多く体内で作り出すというマイナス面もあり、お肌にも影響が現れます。
柔軟性と力を失った筋肉と関節は正しくないフォームでの運動になり、怪我の可能性を高めます。姿勢の改善から筋肉、関節の機能改善へとアンチエイジングの重要な要素になります。若い頃から運動を続けていてもケアをしていなければ40歳を過ぎた頃にはその柔軟性が失われ、パフォーマンスが下がっているといって差し支えないでしょう。
人の身体はまさしく十人十色で、人それぞれにベストアンサーも異なります。
「アンチエイジングをやらなければ落ちていくだけ、やれば落ちるのが緩やかになり、才能に乏しくてもいつかは勝てる様になる。」というような事を笑いながらサプリメントの第一人者が話していました。その通りで、私もそれを実践しています。

2017年1月にこんなニュースが流れてきました。
当時105歳のフランス人男性がアワーレコードという自転車競技でギネス記録を打ち立てたというニュースです。
アワーレコードとは自転車のトラック競技の一つで1時間(hour)にどれだけ走れるのか(record)という単純な競技です。
その彼、マルシャン氏は1時間で22.547kmを走破し105歳以上のカテゴリーでギネス記録を打ち立てたのです。衝撃を受けました。凡庸な私でも何かに挑戦できると。105歳まで生きるだけでも凄いのに自転車に乗ることも出来、この速度で走る…驚異としか思えません。簡単に年齢をいいわけにして努力を怠ることはできないと…。
昔のCMではありませんが「私が証明だ!」と私も強弁したいものです。

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