ダイエットってなに?⑤ ~大事で危険な脂質~

ダイエットってなに?⑤

~ 大事で危険な脂質 ~

 

ダイエットで嫌われ者、それは脂質ではないでしょうか。

ですが脂質は健康維持にとても大切なもの、でも危険なものでもあります。

 

そもそも脂質ってなんでしょうか?

思い浮かべるのは皮下脂肪や内蔵脂肪ではないでしょうか。

脂質はエネルギー密度が高く、糖質やタンパク質がグラムあたり約4キロカロリーなのに対して約9キロカロリーと倍以上あります。物質としても安定しているため保存に向いたエネルギー源です。炭水化物やタンパク質の余剰エネルギーは脂肪酸に変換され、脂肪細胞内に取り込まれて皮下脂肪や内蔵脂肪として身体に蓄えられています。

運動や空腹時などで糖質系やタンパク質のエネルギー源が不足した時に脂肪は分解されてエネルギーに代謝されていきます。その代謝を担うのが細胞内にあるミトコンドリアという細胞内にある細胞です。前に紹介したそのミトコンドリアが酸素を使い脂肪酸をエネルギーに代謝するので有酸素系と表現されます。

わき道にそれますが筋肉でも遅筋はミトコンドリアが多く、その影響で赤く見え有酸素運動で働きます。逆に速筋はミトコンドリアが少なく白っぽく見えて無酸素運動で働きます。その間の中間筋というのも存在しミトコンドリアも存在するのでピンク色ぽく見えます。この中間筋は速筋がトレーニング等で変化したものとなり、スポーツ等でスピードの持続性に関わってきます。

 

その脂肪細胞はホルモンの分泌に関わってもいます。ただ肥満が進み脂肪細胞が膨らんでくるとそのホルモンの分泌に悪い影響を及ぼします。また女性の場合は体脂肪が少なくなるとエストロゲンなどの女性ホルモンの分泌に影響が出て生理不順などの問題も引き起こす原因ともされています。元々ある脂肪細胞内が満タンになると脂肪細胞を増やして更に脂肪を蓄えます。一度増えた脂肪細胞は小さくはなりますが減ることは無いとされています。

そして脂質は細胞の細胞膜を形成しています。

とはいってもピンときませんよね。目にしやすいのはお肌です。皮膚を構成する細胞は生まれると徐々に表面の角質層と入れ替わるために上がっていきます。

美容のためには細胞そのものを元気にして上げたいところです。

 

ずいぶん前のアメリカのレポートになります。

肥満体型は富裕層より貧困層の方が多いというものです。

不思議に思う方も少なくないと思います。私も不思議に思いました。

レポートの内容はこうでした。

貧困層は夫婦が共働きとなり、食事を作ることが難しく子供や本人たちも外食に頼る様になります。安く腹のふくれるファストフードを多く食べることになり、それが肥満に繋がっている。という内容です。

ファストフードの代名詞はハンバーガーでしょう。

ハンバーガーは脂肪たっぷりの挽き肉を申し訳程度の野菜を乗せて、糖質たっぷりのバンズで挟んだ文字通り糖と脂の固まりです。これにフライドポテトやコーラを付けたら…。言わずもがなですね。

ファストフードの問題点は他にもあります。ファストフードには揚げ物など油が調理にが多く使われますがその油の質にあります。

私が大昔アルバイトしていた時の話です。フライヤーを担当していたのですが、頻繁にフライヤーの油を交換するのでこの後この油は廃棄されるのか聞いたところ、ランクの低いお店で使われて更にランクの低いお店に…というものでした。これは油に限らず電子部品でも同じ様な話を聞きました。あくまでも安い事にはそういった理由もあるという例です。

家庭でもそうですが長時間使った油は酸化してしまいます。よい影響があるはずがありません。

私は食べるなとはいいませんし、時折食べてもいます。

善玉が、悪玉が、トランス脂肪酸がと騒ぐよりも質の良い脂肪を適度に食べることを考えるのが先かと思います。

 

次回は脂質の種類や役目です。

飽和脂肪酸や不飽和脂肪酸。必須脂肪酸を解説する予定です。

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